NCネットワーク、りそな銀行と業務協力締結~ビジネスマッチング業務において大手銀行と初の協力体制確立へ~
株式会社エヌシーネットワーク(社長:内原康雄)と株式会社りそな銀行(社長:野村正朗)は、ビジネスマッチング業務において業務協力することで合意しました。
◇ 株式会社エヌシーネットワーク(以下、NCネットワーク)は、株式会社りそな銀行(以下、りそな銀行)が法人向けに展開しているビジネスマッチング業務に着目し、NCネットワークの「エミダス」を、りそな銀行の取引先法人企業の販路拡大を支援するビジネスマッチングのツールとしてご活用いただくことで業務協力を図ってまいります。
これまで、NCネットワークは製造業に特化したビジネスマッチングサイトとして5年間運用してきた結果、12,000事業所が参加する製造業分野で国内最大に成長することができました。しかしながら、インターネットを活用しないユーザー層に対しては十分にアプローチできないという問題点がありました。 そこで、多くの法人顧客を持ち、全国規模の支店網を展開している、りそな銀行と業務協力を行うことで、幅の広いニーズの収集とユーザー層の拡大を図れると判断し、業務協力をすることと致しました。 一方、りそな銀行は、ビジネスマッチング業務の中でもニーズの高い中堅・中小製造業法人顧客の「自社の技術・製品を売りたい」という要望に、NCネットワークの「エミダス」を活用して、これまで以上に的確なサービスを提供することができ、さらにマッチングの成約率向上を期待できます。なお業務協力の開始は12月上旬の予定です。
◇ NCネットワークが金融機関向けに提供しているエミダスOEMプログラムは、ハブ・ジャパン構想(※)に準じ、国内の強力な技術力を広く発注者(バイヤー)に提供することを目標にしており、金融機関との連携によりそれを加速したいと考えています。
NCネットワークは、今後も、国内調達の最適化を推進するためにハブ・ジャパン構想を推進し、国内外から発注案件を集め、中小企業とのビジネスマッチングを支援し、強いては日本の産業支援をしていく所存であります。
■ エミダスOEMプログラムについて 主に2つの支援プログラムから構成されます。一つは発注者(バイヤー)から発注案件を集めて、地元企業へ提供する仕組みです。これはNCネットワークが5年間、2800社の発注者から仕事を集め、NCネットワークの会員(エミダス会員)へ提供していた仕組みをそのまま、金融機関へOEM提供します。もう1つは、特定分野に於ける得意分野の情報(技術シーズ)を集めて、発注者(バイヤー)へ情報を提供する仕組みです。これは金融庁が進める産業クラスターサポート金融会議を地元金融機関が運営する際に必要になる情報の受け皿になります。エミダスOEMプログラムを導入することにより、金融機関が地元中小企業をネットワーク化する際に必要な発注者(バイヤー)からの発注案件を直接集める事無く提供することが可能になり、さらに地元中小企業の持つ技術シーズを発注者(バイヤー)に直接届けることも可能になります。