加工事業

Processing

NCネットワークファクトリー(旧 加工事業部)では、調達支援サービスを行っています。当サービスでは、部品やOEM製品の生産委託をしていただくことが可能です。

1万7,000社以上のエミダス会員の膨大な顧客データベースを母体に、NCネットワークファクトリーが受注窓口となり、お客様の従来の取引先だけでは調達が難しい分野(少量量産ながら品質・コストでの安定調達、次世代自動車に使われる新部品、CASE対応といった新分野や新素材など)について業界や地域にとらわれず企業連携にて対応しております。

大手自動車・電機メーカーから、試作・開発部品や量産部品の生産受託がメインですが、近年は医療・IoT・環境・宇宙などのスタートアップ企業のモノづくり支援活動にも注力しております。

※NCネットワーク加工事業部は2020年6月1日より分社化し、新社名「株式会社NCネットワークファクトリー」として発足しました。

加工事業の強み

技術力・経験による裏付け

アルミ鋳造・射出成形・機械加工・表面処理といった加工技術、金型を含む生産技術、また、量産品質保証、海外取引等の専門分野を持ったスタッフが、お客様の課題に対しての最適な解決策を導きます。

選択肢の豊富さと品質保証のバランス

NCネットワークに掲載されている1万7,000社の豊富な企業データーベースの中にある得意・特異技術とのマッチングをNCネットワークファクトリーがお客様のニーズに合わせてオフラインで行ないます。

常に新規取引ばかりでは不安定になりますので常時100社前後の加工委託先をベースに、お客様の要請や必要に応じて新規の加工委託先を増強しております。

かつ、マッチング後の品質保証や安定供給体制の整備、各種の変化点への対応をNCネットワークファクトリーが責任を持って行います。

量産に関しては、試作イベントを通じて標準化帳票類(工程品質管理表、作業標準等)の整備、FMEA、工程能力(CpCpk)、ロット管理、トレーサビリティ確認、品質に影響する変化点の管理、過去トラの反映など品熟活動を行います。

量産開始後は、フォーキャストと最適な在庫管理、量産終了後のサービス部品対応など、お客様の要請に応じて、企業連携の形態でいながら大手のTier1量産メーカーと変わらぬ対応を行なっております。

変化への対応

例えば金属部品が軽量化のため樹脂化したり、その逆に金属化したり、あるいは、試作段階から量産段階に移行しても、そこまでの経緯を良く知るNCネットワークファクトリーと一緒になって、取引先をその都度一から変えることもなく、最も最適な部品調達(最短での試作手配や量産立上げ)が可能となります。

海外対応

お客様が海外で生産し現地の市場に供給される場合、汎用的な加工技術の部品であれば、もっとも立地が近い取引先より部品調達すべきと考えます。

設計変更や生産計画の変更、想定外のトラブルなどはモノづくりにつきものであり、距離的に近ければ近いほど変化への対応が可能になります。

しかしながら、日本中小製造業が誇る加工技術や品質、モノづくりへの想いは世界の市場からもニーズがあります。

NCネットワークファクトリーでは2012年に設立したNCネットワークアメリカを通じて日本の良質な加工部品を北米のお客様に供給しております。オハイオ州コロンバスの倉庫(米国日新様)では現在も米国サプライヤーと変わらないミルクランでの量産部品供給を行っております。

一方で、FNA(ファクトリーネットワークアジア)の協力のもと中国およびタイでの部品生産委託なども可能です。

企業文化

2001年に取得したISO9001をベースに国際基準での企業経営とPDCAサイクルで常に改善を行うという企業文化を築き、顧客要求事項の遵守、顧客満足度の向上に努めております。

グリーン調達やリサイクルなど社会の一員として今後も企業文化の向上に取り組んでまいります。

働きがい

弊社のスタッフは単なる仕事としてではなく、社会の一員としてこういったものがあったらな、このくらいの価格なら買えるのにな、といった日頃の想いから、モノづくりが過去にたくさんの社会の問題を解決してくれた、たくさんの喜びを与えてくれた、という感謝を忘れず、お客様の新しいモノづくりへ貢献したいという想いで業務に携わっております。

自分が関わった新製品が世の中に出ることが何よりの喜びです。

業務の流れ

各分野で経験を積んだ技術スタッフや外部の技術顧問が、仕様確認や工場選定をします。また、必要に応じてVA提案もいたします。

工場選定にあたっての考え方

【たすきがけ】の連携によって、系列・業界を越えた取り引きを実現し、新たな価値を創造します。

品質保証について

品質管理についてのイメージ図(量産時)

協力工場の評価について


委託先を決める上で必要な機能をまとめ、当社技術スタッフ間で評価がばらつかないようにしています。

具体的には、当社スタッフが協力工場を定期的に訪問し、会社のマインド(M)、コスト(C)、品質(Q)、納期(D)の4つの観点で、当社独自の「評価記入シート」を用意し、実際に調査した結果を工場に伝えています。

扱う製品によっては評価項目を追加して製品にあったモノづくりを目指しております。

要求に満たない項目があれば、弊社技術スタッフが工場と共に改善に取り組んでまいります。

導入事例

会社概要

社名 株式会社NCネットワークファクトリー
所在地 東京都千代田区麹町3-1 昭文社本社ビル2階
TEL: 03-6261-7233 FAX: 03-6261-7244
代表者 代表取締役社長 角田洋晴
設立 2020年2月 (前身のNCネットワーク加工事業部は2000年にスタート)
資本金 300,100,000円
資本構成 大日光・エンジニアリング(JASDAQコード6635)
NCネットワーク
事業内容 自動車・工作機械・電機・医療等を中心とした試作開発部品・量産部品等の受託加工、EMS・商品立上げ事業、およびその量産受託
関連会社 NC Network,Inc.=NCネットワークアメリカ(カリフォルニア州トーランス市)
株式会社クライム・ワークス(東京都大田区)
URL https://ncnfactory.jp/
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