NCネットワーク、ネット上で産業クラスター提供開始へ ~19の産業クラスター提供へ。マイクロソフト、ロボカップと共催~
2003年12月24日
プレスリリース
株式会社エヌシーネットワーク(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:内原康雄)は、ネット上に産業クラスターを構築し、特定分野の技術を持つサプライヤー情報を提供開始すると発表しました。
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今回、開始時に提供する産業クラスターは「伝統工芸」「ロボット産業」「無線ICタグ」「マグネシウム」の4分野になります。
「伝統工芸」は日本が世界に誇る伝統工芸技能の工業分野へ応用を狙っていて、今まで伝統工芸という枠でしか販路がなかった職人たちに、バイヤーへの技術紹介を通じての、新規受注機会を増やすのが目的です。
「ロボット産業」「無線ICタグ」は、特定の未発達な産業ゆえ、サプライヤー探しが困難であった分野の技術情報を集約させることにより、効率的な受発注を通じた新規産業につながります。特にロボット産業は、ロボカップ国際委員会(プレジデント 大阪大学教授:浅田 稔)、特定非営利活動法人 国際レスキューシステム研究機構(会長 田所 諭 )と連携し、国内のロボット産業を育成する目的もあります。
集約した情報はマイクロソフトの中小企業向けポータルサイト「経革広場」で公開し、NCネットワークは取引のあるバイヤーへ情報を無償で提供していきます。来年6月末までには、産業の重点項目を中心に合計19分野で産業クラスターを構築する予定で、NCネットワークが掲げる「日本。調達、最適化」を推進するための施策を補完します。
産業クラスター
NCネットワークは、今後も、国内調達の最適化を推進するためにハブ・ジャパン構想を推進し、国内外から発注案件を集め、中小企業とのビジネスマッチングを支援し、強いては日本の産業支援をしていく所存であります。