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受注予測 「増加」が45% 中小製造業の景況感、回復傾向鮮明に ~NCネットワーク 第五回の景況感アンケートを実施~

2021年07月29日
プレスリリース

製造業の会員企業約1万8,000社と国内最大級の受発注サイト「エミダス」を運営する株式会社NCネットワーク(本社:東京都台東区、代表取締役社長:内原康雄)は、会員の中小企業を対象に、5回目となる景況感を伺うアンケートを実施。2021年6月11日~6月25日にウェブ上で行い、国内で314件の回答を得ました。なお、前回に引き続きNCネットワークの海外拠点(中国、タイ、ベトナム)でも同時調査を行いました。

回答結果によると、工場の稼働率は「かなり混んでいる」「比較的混んでいる」の合計は約58%で、前回と同様の結果となりました。しかし「かなり混んでいる」と答えた企業が前回よりも5.5%増加したことから、繁忙な企業はより忙しくなった傾向にあります。また、受注状況は前回とほぼ同様の結果となり、好不調の二極化が継続しています。一方で、受注予測は「減少」を見込んでいる企業が約20%で、前回の調査よりも約10%減り、さらに「増加」を見込んでいる企業は約45%で、約10%増えたことから、景況感の回復傾向がはっきりと見えてきました。

業界ごとの景況感は、前回に引き続き半導体、自動車、医療が好調で、工作機械、自動車、航空・宇宙が不調。しかし工作機械は「好調な業界」で前回9位に対し6位に浮上したことから、復調しつつあることがわかりました。


グラフ1:工場の稼働状況

さらに、中小製造業において現在解決に力を入れて取り組んでいる課題について調査を行いました。回答結果によると、全体の70%近くが「新規営業」に力を入れていることがわかりました。今までは新規顧客開拓の手段として、展示会が有効でありましたが、新型コロナウイルスの影響で展示会の中止や開催方法の変更が相次ぎ、開催制限が長引くことから、展示会に代わる新規顧客開拓手段が求められています。

NCネットワークは今後も新型コロナウイルスの影響を受ける中小製造業の課題解決のため、積極的に情報を収集し公開してまいります。特に「WEB営業」という新しい営業手段が主流になりつつあることから、「新規営業」にお悩みの中小製造業の一助となるべく、WEB営業のノウハウや事例などを会員企業へ公開してまいります。

   

  

■過去のアンケート結果

第1回(2020年6月実施)

第2回(2020年10月実施)

第3回(2020年12月実施)

第4回(2021年4月実施)

【調査概要】

主体:株式会社NCネットワーク

期間:2021年6月11日~6月25日 WEBによる調査

対象者:エミダス会員企業の経営者

回答件数:314件

  

【調査結果】

<総評>

工場稼働・受注状況、業界での好不調の波については、好調・不調の割合は前回調査とほぼ変化は無かったが、稼働状況が「かなり混んでいる」と回答した企業が前回比6%アップし、企業の好不調の二極化が継続。受注予測(+10%以上と回答)は前回の35%から45%へ大きく改善の傾向。

業界ごとの景況感については、今回の不調のトップは自動車(前回2位)で、半導体業界は引き続き好調。工作機械業界が前回の不調トップから5位となり、特に復調が目立った。

また、今回は現在解決に力を入れている課題について調査した。

全体の70%近い企業が新規営業に力を入れているが、コロナの影響が続く中、製造業の新規営業機会の重要な位置づけであった「展示会」などの開催制限が長引くことから、展示会に代わる新規顧客開拓手段が求められている。

※以下アンケート結果は一部抜粋(全結果は回答者のみに公開)

  

Q1 工場の稼働状況

「かなり混んでいる」は前回比5.5%アップ。「かなり混んでいる」「比較的混んでいる」の合計は約58%となり前回同様となった。繁忙企業の一部がより忙しくなった傾向にあり、全体的な好不調の差は横ばい。


グラフ1:工場の稼働状況

   

  

Q2 直近の受注及び予測

受注状況におけるプラスマイナスの差は前回比やや安定的な傾向にあり、好不調の二分化が継続している傾向​。
受注予測については、+10%以上の回答が45%(前回35%)となり、マイナス10%以上は20%(前回30%)となり改善傾向がはっきりしてきた。​


グラフ2:直近の受注及び予測

   

  

景況感

前回に続き、半導体・自動車・医療が好調業界TOP3を占めた。工作機械業界が復調している。好調業界ランクでは前回9位だったのが6位へ。
不調な業界は前回工作機械がトップ、次いで自動車となったが、今回は自動車がトップ、工作機械は5位へ。


グラフ3:好調な業界と不調な業界(上位3位)

   

Q3  現在、貴社が力を入れて取り組んでいるものをお答えください。(複数選択可 回答数: 314)

全体の70%近い企業が新規営業に力を入れている。

コロナの影響が続く中、製造業の新規営業機会の重要な位置づけであった「展示会」などの開催制限が長引くことから、展示会に代わる新規顧客開拓手段が求められている。


グラフ4:解決に力を入れている課題

  

【アンケート回答者属性】


グラフ5:従業員規模


グラフ6:業種

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